沿革

岐阜県内部障害リハビリテーション研究会は、1997年(平成9年)に初代代表 西脇雅のもと岐阜県内部障害理学療法研究会として発足しました。当時、岐阜県においては内部障害の理学療法はマイナーな分野であり、講習会や講演会はほとんど行われない状況でした。呼吸循環器系リハビリテーションの専門的知識を得るためには自己研鑽に頼るしかなく、そこで、西脇代表を中心に岐阜県内の理学療法士10名ほどで発起人会を開催し、呼吸及び心臓リハビリテーションの知識・技術の向上と普及活動を目的に岐阜県内部障害理学療法研究会を設立しました。
発足当初は「基礎知識から臨床へ」をコンセプトとし、毎月、呼吸・循環器系リハビリに関する講習会や勉強会を医師の協力を得て開催しました。2001年(平成13年)には医師に対する心臓リハビリテーションの理解も必要と考え、岐阜県医師会の後援を得て全国より著名な講師をお迎えし「心臓リハビリテーション特別講演会」を開催。その後も、呼吸リハビリテーションや心臓リハビリテーションに関する講習会・講演会を開催しました。
2002年(平成14年)からは、新たに呼吸介助手技の開発者である故・伊藤直栄先生のご指導のもと呼吸介助手技技術講習会を常設開催。2006年(平成18年)には「岐阜県内部障害理学療法研究会」から「岐阜県内部障害リハビリテーション研究会」に名称変更。2013年(平成25年)からは、呼吸介助手技技術講習会に加えて、岐阜呼吸リハビリテーション講演会を企画・開催しております。
発足から25年が経過した2022年(令和4年)には、代表が西脇雅から河合克尚に代わり現在に至ります。